「体と整体」
1.なぜ筋肉が痛み、骨が歪むのか
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1.なぜ筋肉が痛み、骨が歪むのか
筋肉のバランスがくずれた時、痛みが起きる
筋肉といわれて普通の人がまず思い浮かべるのは、体のさまざまな部分を動かす働きをする骨格筋です。骨に付着した複数の骨格筋が、拮抗する(互いにはりあう)筋肉群として関節周囲に配置されていることによって、姿勢を保ったり体を動かすことができます。たとえば、ひじを曲げる筋肉(上腕二頭筋、図1)は、ひじを伸ばす筋肉(上腕三頭筋、図2)と拮抗する関係にあります。

図1 上腕二頭筋 図2 上腕三頭筋
ほとんどの骨が、上記の腕の骨と同様、複数の筋肉で引っ張lって、固定されています(図3)。簡単に言えば、2つのゴムで引っ張り合っているようなものです。.ところが、人体の構造上の問題や、生活習慣や、加齢やさまざまな理由により、この引っ張り合っている片方の筋肉(図4のb)が硬くなり短くなると、拮抗するaの柔らかい方の筋肉が必要以上に伸びなくてはなりません。なんとか持ちこたえていたaの筋肉も弛緩力を失って、収縮(硬化し)、その部分に違和感を感じるようになり、「(例えば)肩が張る、こる」といった症状が出てきます。
あるいは、同一筋肉の中で、硬くなった部分ができ、柔らかい部分を引っ張り、その部分も硬くなる場合もあります。(図5)

図3 図4 図5
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